和食展しずおか特別企画【ミュージアム学術イベント】
「和食展しずおか」では、「しずおかの食」をより身近に感じられるトークイベントやワークショップなど、各種サイドイベントを開催します。「食」の最前線で活躍する職人や研究者らが講師となり、ここでしか聞けない話を、楽しく分かりやすく、深く語ります。
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事前申し込みが必要なイベント
申込:9月11日(木)-開催2日前
10月19日(日) 14:30-15:30
対談「食と茶の都静岡」
「ふじのくに」の語を冠する茶の都ミュージアムと地球環境史ミュージアムの館長が、静岡の食を巡って対談します。茶ミューの熊倉館長は「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録された際の立役者、ふじミューの佐藤館長は「和食文化学会」を立ち上げた張本人。さて、「静岡の食・これから」を、2人の館長はどう考えているでしょうか。
登壇者
佐藤洋一郎(ふじのくに地球環境史ミュージアム館長)
熊倉功夫(ふじのくに茶の都ミュージアム館長)
会場
清水マリンビル6階 大会議室
定員
70名
10月18日(土) 13:00-16:30
焼津の鰹節とUMAMI体験
焼津における水産加工業の歴史や技術・工夫、食文化に対する影響力など、現場の方々のお話を聞きながら試飲・試食なども体験できるイベントです。第一弾となる今回は、焼津の鰹節と出汁の取り方、そして京都でも評価されている焼津の塩鯖について取り上げます。
13:00-13:10
開会あいさつ
佐藤洋一郎(ふじのくに地球環境史ミュージアム館長)
13:10-13:50
焼津のかつお節と一番だしと二番だしの取り方、違い
別所聖子(株式会社新丸正)
13:50-14:30
【実演・試食】うま味の相乗効果を実感しよう
14:30-14:40
休憩
14:40-16:10
焼津の塩鯖~ひとしおの技
原崎太輔(焼津冷蔵株式会社)
【対談】
原崎太輔(焼津冷蔵株式会社)
佐藤洋一郎(ふじのくに地球環境史ミュージアム館長)
16:10-16:20
閉会あいさつ
佐藤洋一郎(ふじのくに地球環境史ミュージアム館長)
会場
清水マリンビル6階 中会議室
定員
36名
11月3日(月・祝)
“ふじのみず” ―静岡の水と食材
静岡にはたくさんの水源があり、水の綺麗な県として知名度も高いですが、その水自体の価値にどれだけの方が着目しているでしょうか?
静岡の食が全国的にも評価が高いのは、その大半を占める水自体に特徴と相性の良さが相まって実現しているからであり、当講演では、水自体の価値の説明だけでなく、茶葉や出汁を中心とした食材を関連づけた試飲を聴講いただく皆様にご体感いただきます。
午前の部(10:00-11:30(英語))
午後の部(14:00-15:30(日本語))
10:00-10:30/14:00-14:30
水と和食の関係ー静岡の水の特性と文化的背景ー
小寺 毅(”ふじの水”研究会 代表 /みずのみず株式会社 代表取締役)
10:30-11:00/14:30-15:00
パネルディスカッションー水と和食の未来 -地域資源としての「水と出汁」ー
佐藤洋一郎(ふじのくに地球環境史ミュージアム館長)
小寺毅(”ふじの水”研究会 代表 /みずのみず株式会社 代表取締役)
11:00-11:30/15:00-15:30
試飲体感セッション-出汁 or お茶の「水違い飲み比べ」 -
会場
清水マリンビル6階 大会議室
定員
午前の部 100名
午後の部 100名
11月16日(土) 13:00-16:00
静岡の地下水と水産養殖
静岡県は海と山に恵まれ、豊かな降水と森林により河川や地下水が安定的に流れています。地下水は温度が安定しミネラルを含むため養殖に適し、富士宮では淡水を使ったニジマス養殖が昭和初期に始まり、三保半島では海水地下水を用いた海水魚養殖が高度成長期に始まりました。現在はニジマスを海水に馴らしトラウトサーモン養殖も行われています。本シンポジウムではこうした養殖と和食文化との関わりを考察します。
13:00-13:10
開会あいさつ・趣旨説明
佐藤洋一郎(ふじのくに地球環境史ミュージアム館長)
13:10-13:40
しずおかの水と地形・地質
中西利典(ふじのくに地球環境史ミュージアム)
13:40-14:20
生産量日本一!! 富士山麓の湧水を利用したニジマス養殖の歴史と現状
八木俊哉(富士養鱒漁業協同組合)
永倉靖大(静岡県水産・海洋技術研究所富士養鱒場)
14:20-15:00
地下海水を利用した水産養殖
渡邊将介(日建リース工業)
秋山信彦(東海大学海洋学部)
15:00-15:20
試食&休憩
15:20-16:00
パネルディスカッション 養殖業は、和食文化を守ることに資するか?
佐藤洋一郎・中西利典・八木俊哉・永倉靖大・渡邊将介・秋山信彦
会場
清水マリンビル6階 大会議室
定員
100名
11月23日(日) 12:30-15:00
食べ比べ ふじのくにの多彩なとろろ汁
「とろろ汁」は静岡県の代表的な伝統食です。歴史は古く、東海道を行き交う旅人に人気がありました。すりおろした自然薯を、鯖だし、鰹だし等でのばす方法が知られていますが、他県にはない、地域特有の「味付け」が各地にあります。本日は、ふじのくにの多彩なとろろ汁の中から、3種類の味付けを試食していただきます。
登壇者
静岡県立農林環境専門職大学「とろろ汁探索チーム」
前田節子(静岡県立農林環境専門職大学)ほか
会場
清水マリンビル6階 大会議室
定員
100名
12月6日(土) 13:00-16:45
古代駿河・伊豆国のかつお製品
焼津における水産加工業の歴史や技術・工夫、食文化に対する影響力など、
現場の方々のお話を聞きながら試食なども体験できるイベントです。第二弾となる今回は、「和食の原点」とも言える古代駿河のかつお製品など、焼津で育まれた食文化とその歴史に迫ります。
13:00-13:10
開会あいさつ
佐藤洋一郎(ふじのくに地球環境史ミュージアム館長)
13:10-15:40
和食の原点を知る 貴族も愛した古代駿河・伊豆国のかつお製品
藤村翔(富士市教育委員会)
【試食】煮堅魚(にかたうお)の帯削り
本多真(株式会社いちまる)
15:40-15:50
休憩
15:50-16:35
焼津の食文化 ~ヤマトタケルノミコトから今に繋がる歴史と文化
鈴木源(焼津市生きがい交流部)
16:35-16:45
閉会あいさつ
佐藤洋一郎(ふじのくに地球環境史ミュージアム館長)
会場
清水マリンビル6階 大会議室
定員
100名
事前申し込みが不要なイベント
11月22日(土)10:00-16:00
弥生時代の水田復元と赤米の商品化
登呂博物館では復元水田の利用(市民水田と実験考古学的活用)についての展示を行い、連携している城南静岡高校の地域貢献部が復元水田で栽培した赤米で商品開発した商品(夢おはぎ、赤米団子)の開発経過の展示と実際にブースでの販売(登呂遺跡でも販売実習をしている)を合わせて行います。
会場
清水マリンビル6階 中会議室